PMF (Product-market-fit)

皆様、こんにちは、ミウラネットワークスの三浦です。

別館の農業IoTのBlogは投稿を継続していましたが、こちらには久しぶりの投稿となります。今日は視点を変えて最近気になっているキーワードを取り上げます。それは、PMFです。

PMF(Product-Market-fit) とは、

“Product/market fit means being in a good market with a product that can satisfy that market.”

WEBブラウザのNCSA MOSAICやNetscapeの開発者・創始者であるマーク・アンドリーセン氏が語るスタートアップに必要なキーワードとしてスタートアップ関連の書籍でよく見聞きする言葉です。
私もとあるイベントの準備のためにスタートアップ関連の書籍を読み漁っていた時によく出てきたキーワードです。

「最適な市場に最適な製品を」、ということなのですが、
私なりの解釈は、いくら良い製品を作っても市場に受け入れてもらわなければその価値はなく、作り出そうとする製品が価値を生むためには、その製品を受け入れてもらえる市場のニーズが必要である。

つまり、製品ありきでなく、市場のニーズ(課題)からそれに受け入れてもらえる製品を作り出すことが必要であると理解しました。どちらかというとマーケットありきですかね。

出来たものを提供するのでなく(それが圧倒的に世の中を革新するものは別かもしれませんが)それが、自己満足でなく市場のニーズを満たすものか、感動を持って受け入れられるものかどうかを正しく客観的に判断することが必要になります。

いま取り組んでいる農業IoTの事業でも、PoCを繰り返しながら、製品の開発とその市場の利用者の意見を受けながらPoCのサイクルを回していくことでPMFの到達を目指すことが改めて必要であると感じています。

今の私のタイミングは、マーケティングやスケールを考える前にしっかりとした製品を作るタイミングであることを改めて考えさせられました。

ではまた。